良い精油とは? その6
それでは、今日は6つ目を見ていきましょう。
6、精油に使う植物の最適な部位から成分を抽出しているかどうか。
精油の成分は、その植物によって抽出するのに適した部位があるのです。
それは植物によってバラバラで、
葉っぱや茎、根っこ、花びらなどから適した部位を選ぶのです。
なぜそれが大事かというと、
例えば、ラベンダーを例に挙げて説明します。
ラベンダーは落ち着きの作用やリラックスする効果がある、
と言われているのはご存知かと思います。
それは、ラベンダーの精油には酢酸リナリルという成分が入っていて、
それが鎮静効果がある成分なのです。
ラベンダーの精油は、花の部分から採取されます。
それは他の部位、茎や葉っぱにはほとんどその成分が含まれておらず、
花でなければ本来のラベンダーの効果が薄れてしまうからなのです。
これは成分表のところに一緒に記載されていることが多いです。
必ずどの部位から抽出したものかがはっきり記載されているものを選びましょう。