アロマタッチテクニック ～メラルーカ＆オンガード～

今日は２つ目の因子、毒素に対応する精油です。

ここでは免役低下や毒素排出に良い精油、

メラルーカとオンガードを使用します。

メラルーカは一般にティーツリーと呼ばれています。

メラルーカという単語は、

ティーツリーの学名“Melaleuca alternifolia”からきています。

優しく癒されるような香りではなく、

薬草のような香から、治療目的で使うことが多いです。

このメラルーカは強い抗菌、抗カビ、抗ウイルスの作用があり、

様々な病原体に対応します。

研究ではドテラ社のメラルーカ、オンガード共に、

MRSA(メチシリン耐性ブドウ球菌)に対抗することが分かっています。

傷の消毒や治癒、細胞を健康にする作用と、非常に強い洗浄力があります。

アロマタッチテクニックではこのメラルーカの洗浄力に注目しています。

体に溜まった毒素を排出し、免疫力をサポートすることで、

体をコントロールするホメオスタシスを整える作用があります。

そしてオンガードは何度かブログでも紹介していますが、

ドテラ社独自のプロテクトブレンドです。

オレンジ、クローブ、シナモン、ユーカリ、ローズマリーがブレンドされています。

オレンジのさわやかさとシナモンやクローブのスパイシーな香が、

クリスマスなどのホリデーをイメージさせます。

研究ではオンガードが様々な有害な菌、カビ、ウイルスに対抗することが分かっています。

オンガードにオレンジの精油が含まれていますが、

柑橘系の精油は菌やウイルス、カビに対抗する他、

主要成分のリモネンの働きにより体内の抗酸化を高めます。

リモネンは柑橘系の精油を中心に多くの精油に含まれている有効成分です。

私たちの体の細胞には多くのグルタチオンという物質が存在していて、

グルタチオンは細胞に害を与える有害物質を除去したり、

癌や老化を招く過酸化脂質から守る働きがあります。

リモネンはそのグルタチオンの生産レベルを助ける働きが認められているため、

毒素排出、そして免役活性にも役に立つ精油を言えます。

柑橘系の精油の中でもリモネンの含有量が多いオレンジは、

オンガードの中でも非常に優秀な働きをします。

更にオレンジの精油の抗菌作用は、

シナモンやユーカリなどとブレンドされるとより強い効果を発揮するそうです。

アロマタッチテクニックでは、

オンガードの洗浄効果と非常に強い免疫刺激作用に注目しています。

次回は炎症反応に対応する精油をお話します☆

それからすみません、全く関係のないことなのですが、

先々週ＮＹに滞在中の日本人学生がパトカーに轢かれるという悲劇が起こりました。

先日ようやく日本で報道されたようなので、ご存知の方もいらっしゃいますよね？

驚いたのは、事故後すぐには日本で報道されず、

１週間ほど経ってからだったということ。なぜかは分かりません。

話を聞く限りとても真面目で優秀な生徒さんだったそうです。

なぜ殺されなければならなかったのか、憤りを覚えずにはいられません。

殺された方は、日本から短期留学の予定だったそうで、

頑張ってくるから楽しみにしててね、とご家族の方に言い残し、

新しいことにチャレンジしながらＮＹでの生活を楽しんでいた矢先での出来事でした。

話を聞くだけで涙が止まりません。。

人を助けるための警察が、暗い住宅街をサイレンも鳴らさず暴走し、

罪のない住民を殺してしまう、そんなこと絶対に起こって良いはずがありません。

ご遺族の方が現地で訴訟の準備をされていると聞きました。

本当に頑張ってほしいと思うと共に、亡くなられた方へご冥福をお祈り申し上げます。

皆さんも事故にはお気をつけ下さいね。