Holistic Mom's Aroma Life

Life tip with essential oils*

シラントロと水銀

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今週は晴れの日が続き、平均してとても暖かい週でした。

近所の公園にはたくさんのお子さん連れの家族でにぎわい、

芝生には綺麗なお花や、動物たちも出てきてまったりしていました。

うちの息子がいつも追いかけ回す鳥さんたち。
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これは日本にもいるのでしょうか??

そして帰りに近くのメキシカンでタコスを買って帰り、

久しぶりにシラントロを口にする機会があったのですが、

今日はそのシラントロ精油についてのお話をしたいと思います。

シラントロはカメムシのような香のする香味野菜で、

カメムシ草とも呼ぶんだとか。

別名では中国パセリ、パクチーやコリアンダーなどともいわれています。

私は初めてシラントロをそのまま食べたときは香が全くダメでしたが、

食べ方によって非常においしくいただけることを知ってからは好きになりました。

シラントロの精油はあまり知られていないかもしれませんが、

かなり重要な役割を持つ精油でもあります。

シラントロの精油には2種類あり、

から抽出するものと、から抽出するものがあります。

今日のお話にはシラントロの葉から抽出する精油を使用しています。

シラントロは強い抗菌性と、お腹の調子を整え消化を促進する作用、

気分をリフレッシュする効果があります。

そして、シラントロは体内に貯蓄された水銀を排出する作用もあるのです。

そのことを少し紹介したいと思います。

水銀が体に悪いと言うのは誰でもご存知ですが、

血液脳関門を簡単に通過してしまう水銀は、

多量に摂取することは脳への影響が懸念されます。

脳性まひや視力低下、特に小さいお子様には発達に影響が出てくるので、

できるだけ摂取するのは避けたいものです。

実は水銀は、がん細胞中やがん細胞の核中にも存在し、

微量でも長期的な摂取はガンに繋がりかねないというわけです。

ある実験結果があるのですが、

がん細胞に水銀が存在することを発見した科学者が、

歯の詰め物に使われるアマルガムという金属には、

水銀が使用されているので体に悪いのではないか、と考えました。

彼は歯に使用されているアマルガムを削り、

水銀の使われていない詰め物に変えました。

その際、細心の注意を払い水銀が体内に入らないよう、

ラバーダムを使用したり、頻繁に口内の空気や水分を機械で吸い取り、

しっかりうがいも行いましたが、

それでも治療の次の日の検査では、

治療前には見られなかった肺や肝臓、腎臓や心臓内に水銀が発見されたそうです。

それはおそらく、水銀を削った際に超微粒子状になったものが、

呼吸と同時に入ってしまったのだろう、という結果でした。

つまり、歯の詰め物にアマルガムを使用している人は、

そこから毎日微量の水銀を摂取しているわけですが、

それを削って他の物質を詰める治療をすると、

その際に普段より多くの水銀を吸い込むことになってしまうのです。

しかし、そのような場合での水銀の貯蓄は、

シラントロ錠剤を1日4回、

薬物吸収促進剤(drug-uptake enhancement methods )
(薬物吸収促進剤の訳は適当です、間違っていたらごめんなさい。。)

と共に摂取することで避けられることが発見されました。

そこで水溶性のシラントロ錠剤の代わりに、

細胞内まで浸透するシラントロの精油を摂取することは、

より効果が期待できる、ということでした。

シラントロの摂取は、治療後だけでなく、

治療を行う数日前から行い、治療後2,3週間続けると効果があるそうです。

ですので、

最近ではアマルガムを使用している方は少ないかもしれませんが、

これからアマルガム除去を予定している方や、

魚類の摂取が多い方やワクチンに含まれる水銀が気になる方、

ぜひシラントロの精油を持っていると良いかもしれませんね。

使い方としてはディフューズ(レモンとブレンドがオススメです♪)や、

サプリメント登録をされているものならば、

カプセルに入れて摂取したり、お料理に使用しても良いでしょう。

次回は抗菌性のある精油の実験で面白いものを見つけましたので、

それについてお話します。

では、良い週末をお過ごしください☆