バジル
NYでは毎日すごい湿気と暑さ続きで、
エアコンを使用しない日はないというくらいです。
今週末はNYスタジオラグゼさんのワークショップクラスで、
アロマセラピーのイベントをさせていただきます。
何歳になってもステキ女子でいたい☆
そんな方々を応援するラグゼさんは毎日たくさんのイベントを行っております。
ピラティス、フラワーアレンジメントやフランス語、お料理などなど、
きれいなバッテリーパークを一望できるお部屋で、お好きな時間に楽しく学べるクラスが満載です♪
そんな素敵なクラスに今回講師としてお邪魔させていただけることに!
アロマで美肌♪を題材に、
前半は精油のお勉強、後半はクラフト作りをさせていただきます。
今からとっても楽しみな反面、
資料作成中にエッセンシャルオイルを”エッセンシャル老いる”と、
美肌のクラスで一番してはいけないタイプミス^^;
印刷前に気づいてよかった。。
こんなドジな講師ですが、皆様と楽しくできればと思っています!
来月、再来月も違った題材で行いますので、
ご興味のある方はぜひご連絡下さいね。
では、今日はバジルについてです。
以前お話した”サマースプラッシュ”キットですが、
その中にバジルのオイルが入っていました。
バジルは誰でも一度は使ったことのあるハーブですよね。
トマトやチーズとの相性がばっちりで、パスタやピザには欠かせないハーブ。
精油でもバジルは有名ですが、
実はバジルは”ケモタイプ”の精油の一つであります。
ケモタイプとは、同じ種から育った植物でも、
その地の気候や土壌などの環境の変化で違う種類になってしまうもののことを言います。
バジルの他にはタイムやローズマリーがケモタイプに該当します。
精油でよく使われるバジルの種類は、
一番安全性の高い” Ocimum basilicum CT linalol”という品種。
ドテラ社のもこの品種です。
CTがケモタイプの略で、そのあとにあるlinalolは精油の成分で、
抗炎症作用や抗菌作用、鎮静作用があり、てんかん発作にも有効とされています。
ラベンダーにも多く見られる成分です。
バジルは強い抗炎症作用と鎮痙作用から、
筋肉痛や体の凝り、こむら返りなどに有効です。
また、抗菌、抗感染の作用もあり、
耳の炎症や感染症などには非常に効果があります。
以前、私自身も中耳炎になったときにバジルにお世話になりました。
清潔なめん棒にキャリアオイルを染みこませ、
1滴ほど垂らして患部またはその近くに優しく塗ります。
また、ティーツリーのように虫刺されや怪我をしたときの消毒代わりにもなります。
私の知り合いの方からは、
卵巣に水が溜まる症状の卵巣のう腫にも強い効果を発揮したと聞きました。
そんなたくさんの症状に有効なバジルですが、
今日はそれに関連した記事をご紹介します。
多くの菌の種類に有効なバジルですが、
今回はバジルの精油と食べ物内の腸炎菌(Salmonella enteritidis)について実験しました。
ハムとポークソーセージに腸炎菌を付着させ、室温を4℃に設定しました。
そこにバジルの精油を50ppm(食品の0.005%の量)付着させ、3日間置いたものは、
多少菌の繁殖を防いでいることが分かりました。
また、バジルの精油を100~150ppm付着させ2日置いたものは、測定不能の菌の繁殖を防ぎました。
研究者は、これに更に100~150ppmのバジルの精油を加えると、
食べられるレベルになるということを発見しました。
この実験から、バジルの精油は食べ物の中の菌の繁殖も抑制する、
ということが分かりました。
夏の暑い日は食べ物が悪くなりやすいですよね。
でも暑さのあまり料理するのも大変。。なんてことも。
私はよくバジルの精油を使ったドレッシングや、パスタに入れることがあります。
何かを作り置きをしたい、なんてときにバジルの精油を使ったお料理は良いかもしれませんね。
ぜひお試しください♪
~お知らせ~
Dr. Hillムードマネージメント日本ワークショップ
前回お話しました、日本で行われるムードマネージメントワークショップですが、
24日の午前10時にチケット販売開始が1時間で売り切れだったそうで^^;
そこで、東京、福岡、大阪、各会場追加チケット50枚が販売されます。
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ドテラジャパンカスタマーサービスまで☆
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