Holistic Mom's Aroma Life

Life tip with essential oils*

ダグラスファーとスペアミント

11月に入りましたね。

こちらはウィンタータイムになり、1時間得した気分です^^

NYシティーマラソンが行われたのは1日の日曜日でした。

11月初日からどんよりとした曇り空でしたが、

ランナーの方々には最適な気候だったのではないでしょうか。

10月はハローウィンを彩り街中がにぎやかでしたが、

私個人的にはNYC初のドテラポストコンベンションが行われたことが何よりビッグニュースです。

行われたのは先月23日、

マンハッタンのど真ん中にあるヒルトンホテルが会場でした。

こんなイベントでもない限り、

マンハッタンの高級ホテルに入ることなんてありませんので、

ちょっぴりセレブになった気分でした^^

さて、今回本部からのスピーカーはロブヤングでした。

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去年、NJ州Teaneckで行ったコンベンションにはDr.ヒルが来ていました。
(去年の記事→カルダモンとアーババイテ - Holistic Mom's Aroma Life)

大きな会場はドテラユーザーでほぼ満席状態で、

彼独自のユーモア溢れるクイズで大盛り上がり!

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クイズの後はドテラ社のコ・インパクトソーシングについて、

ドテラ社のエグゼクティブメンバーが、

大地震のあったネパールに訪れている様子が流れました。

今までドテラのウィンターグリーンの産地は中国でしたが、

災害により貧しい生活を余儀なくされたネパールの農村地域に焦点を当て、

ウィンターグリーンの栽培、収穫をお願いする代わりに、

衣類や住まい、飲み水などを提供しています。

写真はエミリーライトと農村地区の女性。
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私たちが普段何気なく着ている服、飲んでいる水、住んでいる家、

彼らにとってそれは当たり前ではないのです。

農村地区の方々が何度も”ありがとう”と感謝している姿に、

311のあの痛ましい災害を思い出してしまい、

ほろり涙が出てきてしまいました。。

最後は毎年恒例のラッフル♪

子供の頃からクジ運はないので^^;、

残念ながら何も当たりませんでしたが、

笑いあり、感動ありの楽しい2時間でした。

来年はユタで行われるインターナショナルコンベンションに行けるといいです。

さてさて、

そこで今日は今年のコンベンションで発表された新精油についてお話します。

私が毎年のコンベンションで最も楽しみにしている一つが、

新しいシングルオイルが出ること♪

今年はDouglas Fir(ダグラスファー)とSpearmint(スペアミント)が出ました。

スペアミントは2年前のプロモーションで非売品として存在していましたが、

この度、正式に商品登録されました。

このダグラスファーは日本名では米松と呼ばれているようですが、

ダグラスファーは松科トガサワラ属の針葉樹であることから、

アメリカトガサワラとも言われるそうです。

ちょっぴり厳つい名前ですが、香りは良い香りです^^

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学名はPseudotsuga menziesii。

Pseudotsuga=トガサワラ属

menziesiiは人名で、

アーチボルト・メンジーズという18世紀ごろ活躍した植物学者からきています。

ダグラスファーの精油の産地はアメリカやフランスが多く見られるのですが、

今回ドテラ社が選んだのはニュージーランドのとある地域。

そこはダグラスファーしか生息できない地域で、

有害なものが一切ないことから成長速度が他と比べて25倍ほど早いそうです。

精油の抽出部位は葉の部分。

香りの印象はホワイトファーと同じくモミの香りなのですが、

ホワイトファーと比べてもっと明るく、

ちょっぴり酸っぱさのあるフルーティーな香りです。

ホワイトファーが夜だったら、

ダグラスファーは日中の精油というイメージです。

もちろん、効能的には夜使用してもOKです^^

ダグラスファーは空気や気の浄化にも役に立ちます。

気道を開き、呼吸を助ける働きや、免疫刺激効果が期待できるので、

冬の風邪の流行る時期にはぜひ使いたい精油ですね。

また、面白いのがエステル類の含有量が多いこと!

アメリカやフランス産のダグラスファーの精油は2%~20%くらいですが、

なんとドテラのダグラスファーは60%以上含まれおり、

とてもマイルドでお肌への使用も安全です。

先日、風邪が流行るこの時期にということで、

タイムやレモンとブレンドしてみましたがとても良かったです。

では、スペアミントに移りますが、

これは2年前に少しまとめた記事があります。

これです。
サマースプラッシュキット - Holistic Mom's Aroma Life

なので、補足程度にまとめます。

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スペアミントはペパーミントよりもとてもマイルド。

シャープなペパーミントと比べてすっとした爽快感が少ない分、

よりミントの甘くさわやかな香りが強く、思わず口にしてしまいそうな香りです。

ケトン類の含有量が多いため、

大量摂取すると肝機能に影響があるので注意しましょう。

と言いましても、どの精油も大量に使うことはありませんよね。

スペアミントの主成分のカルボンは、

ケトン類の中でも非毒性の一種ですので、

小さなお子様からお年を召した方まで安全に使用できます。

カルボンは抗菌性や抗酸化作用が強いのが特徴です。

先日、今冬用リップバームを作ったのですが、

レモンとスペアミントのブレンドは今まで作った中でもベスト3に入る味(香り)です♪

ぜひお試しくださいね。