4月といえば
暖かくなったり寒くなったりのNY。
先日、ドテラ社からオーダーしていた商品が届きました。
最近新商品として出たばかりのネコが大人気だそうで、
うちでも早速オーダーしてみました。
学名はFelis catus。
認定セラピー等級の品質をクリアした高価な猫です。
箱を空けると、、、
寝ていますね。
起きました!
箱の中が居心地が良いようです。動きません。
さて、
あっという間に4月ですね。
4月といえば1日はエープリルフールデーですね!
もちろんドテラ社では猫は取り扱っておりませんよ^^
この子はうちの13歳の老猫ですのでご安心下さい。
いよいよこちらでも桜が咲き始めました。
みなさんのブログも後ほどゆっくりお邪魔したいと思います。
海外にいながら春が来たこの時期に、
日本の景色が見られるのはとても嬉しいですね♪
4月といえば日本では入学式の季節、
そしてお花見が楽しみな時期です。
そしてこの時期になると食べたくなるのが桜餅ですよね。
去年ママさん友達とお花見に行ったのですが、
枝が垂れるほど咲いていた八重桜を見ながら、
桜餅みたいだね〜なんて話していたのを思い出しました^^
桜餅についている桜の葉ですが、
あの桜の淡くて甘~い香りを移すためについているんですよ。
この芳香成分はクマリンと呼ばれ、
これは桜の葉っぱが塩漬けされると化学反応でできる成分です。
クマリンは肝毒性のある成分なので、
大量に摂取するのは望ましくありません。
ですが、当然桜餅を2,3個、葉っぱと一緒に食べても、
クマリンのせいで体調不良になることはありません。
それよりも急な血糖値の上昇のほうが心配になりそうです^^
さて、
このクマリンですが、アロマ界では最近話題の成分でもあります。
クマリンは中国シナモン(Cinnamomum cassia)精油に含まれており、
約2~3%くらいの割合で含まれています。
中国シナモンはカシアという名前でも呼ばれているので、
ほとんどの方はこちらの名前でご存知かと思います。
ちなみに、中国シナモンとシナモンは全く別物で、
シナモンの学名はCinnamomum zeylanicum。
どちらも樹皮から取れる精油ですが、香りは全く違い、
シナモンの樹皮から取れる精油はもっと高価なのです。
最近ではシナモンの精油を安く販売しようと、
カシアの精油を混ぜている会社があったようですが、
成分分析テストで微量のクマリンが見つかったため、
そのような悪事が暴かれるという出来事も。。
カシアの話に戻りますが、
おそらく皆さんカシアの香りを嗅いだときに、
桜餅をご想像されたのではないでしょうか?
それはこのクマリンの成分のおかげなのです。
そのため、カシアは経口摂取する場合は極微量にすること、
ディフューズも長時間行うのはお勧めしません。
また、半分以上がアルデヒド類の成分ですので、
お肌に使用する場合も注意が必要です。
と、これではまるでカシアの精油が悪いことばかりのようですが、
薬効は非常に高いので、
アロマセラピーを学んでいる方はぜひ持っていたい精油です。
ちなみに、一つだけ効果を紹介すると、
カシアには虫よけ効果があります。
以前家でゴキブリさんと鉢合わせしてしまい、
猛烈に臭い香りを作って追い払おうと、
カシア、クローブ、ウィンターグリーン、ペパーミントという前代未聞のブレンドを作り、
お水と混ぜたスプレーを玄関やキッチンの床にまきました。
大変効果的な害虫よけスプレーになり、
以来ゴキブリさんに会うことは無くなる一方で、
使用した本人も思わず鼻を塞ぐほどの強烈ブレンドでした^^;
このブレンドはお勧めしませんが、
カシア単独でも良い香りがしますし、
シナモン、柑橘系などをブレンドして、
玄関先などに重曹を使った芳香剤にして置いたり、
アロマスプレーにしても良いかと思います。
それでは、良い週末をお過ごし下さい♪