良い精油とは? その4
前の3つの項目は最低条件と言いました。
その3つがちゃんとしている会社を絞ったら、
さらにそこから良い条件の会社の精油を選びましょう。
ここからはちょっぴりマニアックになっていきますね。
では、良い精油の見分け方4つ目行きたいと思います♪
4、精油の成分に余計な成分が入っていないものかどうか。
前に精油は植物からの抽出液とお話しました。
でも、純粋に植物の成分のみが入っている精油は実は少ないのです!
例えば、精油の大量生産をしている会社は、
少量でもアルコールやオイルを入れて量増しすることもあります。
また、精油の植物の収穫の際に、
他の植物や雑草も一緒に刈られてしまうこともあります。
そうすると植物から精油を作る過程で、
別な植物の成分も紛れてしまう可能性もあります。
では、どうやって純粋な精油かどうか見分けるのでしょうか?
それはその精油の会社のパンフレットや
ホームページを見てみることです。
会社の中に、"うちの会社は日本アロマ環境協会認定です"、
"100%天然です" "オーガニックの植物を使っています。"
などと謳っていることがあります。
しかし、日本アロマ環境協会というのは日本の協会で、
世界的に見て代表する機関でしょうか?
現在は精油の質を定める法律がありませんから、
第3者の機関を通して本当に植物がオーガニックかどうか、
検査しなければいけない決まりがありません。
また、精油が100%天然の成分でできているかどうかを調べる義務もないため、
100%天然ということが本当かどうか証拠が必要になります。
つまり、そういった証拠がきちんと表記されているかどうか、
ホームページやパンフレットを見てみるのです。
100%純粋で天然の精油かどうかの試験は
コストや時間もかかりますし、
義務でもないのにわざわざやるわけですから、
会社の売りにしていることが多いはずです。
たとえば、オーガニックの植物を使っていると言っても、
実際にその植物を栽培時に肥料を使わなくても、
以前その畑で肥料を使っていたということであれば、
土に何らかの化学物質が残っている可能性もありますね。
ですので、きちんとその薬品を取り除かなければ
本当のオーガニックの植物には育ちません。
ですので精油を作る過程で肥料に含まれていた物質を取り除く作業が必要になります。
また、その植物のみの成分だけが入っているかどうかのテストも必要になります。
ラベンダーの精油には、当たり前ですがラベンダーの成分しか必要ありませんね。
そこに、他の種類の植物や雑草の成分が入っていないかどうかも確めなければいけません。
そういった厳しい検査をしてある会社を選んでいきましょう。
〜その5に続く〜