アロマタッチテクニック ~ワイルドオレンジ&ペパーミント~
ここでは落ち込んだ気分を高揚させる精油、免役や神経系を刺激する精油を使います。
まずはワイルドオレンジ。
オレンジはとてもさわやかで甘くフルーティーな香です。
オレンジの精油の精神的働きは色と関係しているので、
カラーセラピーなどをされている方はご存知かと思います。
非常に高い抗鬱作用があり、ストレスから来る心配や不安を取り除き、
ネガティブ、疲れた心を元気にさせる効果があります。
そして柑橘系の精油は以前もお話しましたが、
リモネンという成分が含まれ、抗酸化作用や免役活性の作用があります。
そしてもう一つはペパーミントです。
ペパーミントはミントのスゥーとする香で冷涼感やリフレッシュ感を与えてくれます。
ペパーミントにはメンソールという成分が含まれ、
鎮痛作用や鎮痙作用、抗炎症作用など体の痛みや不快感を和らげます。
ペパーミントの抗痙攣作用は、
筋肉が痙攣する際に筋細胞へ送られるシグナルを、
メンソールが遮断することによるのだそうです。
ちなみにペパーミントのスゥーっとした香の正体はメンソールではなく、
精油に含まれるエステル類の成分です。
これらメンソールやエステル類の働きにより、
塗布使用をすることで肌に冷涼感を与え、神経を刺激し、
精神的または肉体的に不快感を与える神経伝達を鎮圧する作用があります。
このように、多くの不快感に作用するペパーミントは、
アロマタッチテクニックで使用するブレンドオイルでも多く取り入れられています。
私は毎朝、寝起きが悪いのでこの2種類をディフューズしています。
朝はゆっくり読書する方、軽く運動する方など、愛犬とお散歩する方、
様々だと思いますが、朝を元気にスタートさせたい方には非常にお勧めです☆
長いことお付き合いいただきありがとうございました!
アロマタッチテクニックはこれら8つの精油を使用する、
45分ほどのトリートメントです。
トリートメント後は毒素排出が顕著に表れるため、
喉が渇いたり、鼻水が出たりやトイレに行きたくなったりします。
ですので、トリートメントの前後には必ず水分補給をしていただきます。
そして、精油の成分が体内で活発に働いているので、
激しい運動などは避け、リラックスして過ごすことをお勧めしています。
トリートメントを受けていただく頻度に決まりはありませんが、
1週間に1度でも1ヶ月に2度でも、
お時間があるときに定期的に受けていただくことで、
少しずつ体本来の機能を取り戻し、自然治癒力を高め健康にしていきます。
特に目立った痛みや不快感をお持ちの方は、
1,2回のトリートメントでも効果を実感される方もいらっしゃいます。
私が今まで行った方の感想では、
トリートメント直後に強い喉の渇きと鼻水、倦怠感を感じ、
風邪でも引いたのかと思ったが、翌朝の目覚めは今までにないほど良かった、
という方や、
腰を痛めてから痛みが慢性化していたが1回のトリートメントでとても楽になった、
という嬉しいご報告も♪
針灸や霊気、リフレクソロジーなど自然療法は色々ありますが、
アロマタッチテクニックもその一つとして多くの方に知っていただければと思います。
ご家族や親戚、ご友人などへ、薬に頼らずお家で病気の予防やケアをしたいという方、
ぜひアロマタッチテクニックは勧めです♪
NYでも来月アロマタッチクラスを行う予定です。
近辺にいらっしゃる方、興味がありましたらぜひいらしてくださいね!
次回はおそらく花粉症についてお話します。