精油とハーブティー
先日、
近くのスーパーで苺が安売りをしていたので、
せっかくなので買ってみました。
新鮮なミントも並んでいたので一緒に購入♪
ミントと苺でフレッシュハーブティーにしました。
写真はそれをアイスティーにしたものです☆
ハーブティーというとドライハーブを使うことが多いですよね。
フレッシュハーブティーですと、
青臭さが強くなってしまうこともあるので、
人によってはあんまり、、という方も。
でも個人的にはとても好きだったりします。
ということで、
今日はハーブティーと精油の違いについてお話ししたいと思います。
2つの違いについて既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
私はこの2つはまるっきり別物として使用しています。
ハーブティーはハーブを煮出して飲用するもので、
そのときにハーブから出る成分は、
ハーブの水溶性の成分になります。
精油は“油”と付くくらいですから油溶性ですね。
つまりハーブの油溶性の成分が精油なのです。
ハーブティーにも多くの種類があります。
ミントティーは消化を促進したり、
ジンジャーティーは体を温めたり、吐き気にも良いです。
それぞれ期待できる薬理効果は精油とほぼ変わらないように見えますが、
大きな違いとして、その強さの違いが挙げられます。
精油はハーブの油溶性の成分のみを抽出したものに対し、
ハーブティーは水溶性の成分をお湯で薄めたものということになります。
人によってミントティーに使うミントの量に違いはありますが、
ペパーミントの精油1滴の効果は、
ペパーミントティーのおおよそ28杯分に相当するのだそうです。
また、ハーブティーの成分のみと精油と比べてみたとしても、
精油はドライハーブの50~70倍の効果があると言われています。
つまり薬理効果を期待して使用する場合は、
精油を使った方が断然効率が良いと言うことになりますよね。
しかし、
ハーブティーの良さは何も薬理効果だけではありません。
精油と比べるとハーブティーはより安全であると言えます。
精油の使用は安全に使用するための知識は必要となります。
ハーブティーにも妊婦さんには注意が必要なものなどありますが、
よりお手軽に利用できるのではないでしょうか。
さらに、先ほどハーブティーは水溶性であるといいましたが、
ハーブティーは水に溶ける成分なので、
種類によってはビタミンなどの栄養素が含まれますし、
酸味や甘味などの味があるものもあります。
ローズヒップティーには多くのビタミンCが含まれていると言われていますし、
レモンを入れれば果実の酸味を楽しむこともできます。
その点精油には栄養素は含まれませんし、
レモンの精油にも酸味がないので味も全く別物になります。
そして最後に、これは私個人の意見なのですが、
ハーブティーは独自のリラックス効果があるということです。
精油は芳香成分によるリラックス作用がありますよね。
ハーブティーは香りの良さもありますが、
そのビジュアルがよりリラックス効果をもたらしている気がします。
最初に私がお話した苺とペパーミントのハーブティーもそうですが、
透明のティーポットに果物やハーブを入れるととてもきれいです。
見た目や色を考えると、
ハーブティーは精油とはまた違った良さがあるなと思います。
同じハーブからできるものですが、
精油とハーブティーはそれぞれの特徴があります。
そのときの気分によって使い分けたり、
2つを併用したりするのも楽しいかと思いますよ♪