コリアンダー
またまた更新に時間が空いてしまいました。
昨日の天気は大雪と思いきや、
夜になったら大雨&カミナリ。。
カミナリはいつになっても慣れません。
さて、今日はバレンタインデーですね♪
皆さんは何かご予定はありますか?
私は今週の日曜日にアロマイベントを行います。
おもてなしスイーツに精油を使ったローブラウニーを作りますが、
もしも余ったらうちの人にあげる予定です(適当~^^;)
さて、今日はコリアンダーの精油のお話です。
コリアンダーは別名シラントロ、パクチーとも言われています。
以前シラントロの精油と水銀のお話をしましたが、
今回お話しするコリアンダーは抽出部位が違います。
ドテラ社ではシラントロとコリアンダーの2種類の精油がありますが、
これらはどちらも同じ植物、学名は同じCoriandrum sativum。
ですが、シラントロの精油は葉から、
コリアンダーは種から取られる精油です。
先日とっても寒い日がありました。
―9度にまで下がるという。。今年のNYは寒いです。
ということで温かいスープが飲みたくなり、
精油を使ったコリアンダーの中華スープを作りました♪
すっごくおいしかったです!
絶品だったので、今度のイベントでレシピをご紹介しますね。
シラントロの精油はシラントロの植物独特の香を凝縮した感じですが、
コリアンダーは、同じようにシラントロ独自の香もしますが、
重みがあり、でもより温かな印象です。
スーッとした感じが胃の不調を良くしてくれるのを感じます。
コリアンダーは前回お話した成分、
リナロールを多く含み鎮静効果が知られています。
薬効も非常に高く、中国では古くからいぼや赤痢、
はしか、痛み止めなどとして使われていました。
強い痛み止めや鎮痙作用があり、
特に筋肉や関節、軟骨の痛みに良く効きます。
筋肉痛やリウマチ、ヘルニアの痛みを緩和したいときに、
ペパーミントなどの抗炎症作用のある精油とブレンドするとより効果的。
胃腸系の問題である吐き気、消化不良や下痢などに飲む使い方も非常に効果的です。
体を温めて血行を良くする作用もあるので、
マッサージやアロマバスで使用するのも効果的です。
個人的にはベルガモットとのブレンドが好きです♪
その他、肝臓へ抗酸化作用をもたらし肝機能をサポートしたり、
抗菌作用、抗カビ作用も研究されています。
今日はコリアンダーが水虫に効くという記事を見つけたのでご紹介します。
水虫はお父さんの病気、なんて思われがちですが、
若い人でも女性でも水虫になります。
水虫はカビの一種である白癬菌による皮膚病で、
白癬菌は髪の毛や皮膚の角質などに含まれる、
ケラチンというたんぱく質を食し、
湿気のある温度の高い場所を好みます。
つまり一日の中で一番蒸れやすい部分、
足に繁殖しやすいということになります。
水虫患者(平均52歳の男女)40人を対象に、
軟膏(unguentum leniens)に6%のコリアンダーの精油を入れトリートメントを行いました。
患者には1日2回軟膏を塗ってもらい、
2週間後、4週間後のフォローアップにて経過を見ます。
すると、全ての患者に明らかな症状の改善が見られました。
多くのカビの増殖が減少しているのも観察されました。
そして認容性(患者が副作用に耐えられるかどうか)も良好でした。
とのことです。
水虫にはメラルーカも非常に効果的ですが、
コリアンダーも使用できるのですね。
両方持っている方はブレンドして、更なる抗カビが期待できます♪
普段から水虫にならないように、
足のケアにお水と精油を入れたスプレーをしても良いですし、
体の冷えも気になる方はマジョラムとブレンドしての足浴も良いですね。
お心当たりのある方、ぜひコリアンダー試してみてくださいね♪