Holistic Mom's Aroma Life

Life tip with essential oils*

ゼラニウム

f:id:Earth-Gift:20140729223616j:plain

暑い日が続いておりますが、

夏休みに入った方々も多いのではないでしょうか?

NYCでは、毎日違うエリアに農家の方々がやってきて露店を開く、

Green Marketというものがあります。

野菜や果物、お肉、卵、牛乳など全て減農薬やオーガニック。

夏場は野菜や果物、ハーブの種類も増えて、

両手一杯に抱えるほどたくさん購入してしまう人も少なくありません♪

私も週に1,2回近所のグリーンマーケットで買い物しています。

f:id:Earth-Gift:20140729233339j:plain
今週分のお野菜たち♪これで大体$50。

質が良いものはお値段もそれなり。

ですがその辺の食料品店のオーガニック野菜やお肉とは、

鮮度も味も、安全性も格段に違います♪

今回は待ちに待ったスイートコーンが出たのでポタージュにしました。

f:id:Earth-Gift:20140729163842j:plain

今回はおすそ分けしたいほど美味しくできました^^

牛乳や生クリームを使わず、ジャガイモと豆乳で♪

やっぱり取れたての旬野菜はとっても美味しい。

先週のお散歩♪

f:id:Earth-Gift:20140727130844j:plain f:id:Earth-Gift:20140727133120j:plain
携帯電話の待ち受けにするとすごくキレイ!なんて思いましたが、

ここで見るとそうでもないですね^^;

野生の鹿さん♪
f:id:Earth-Gift:20140727135317j:plain

エキナセア。もう一つはひまわりみたいです。
f:id:Earth-Gift:20140721130644j:plain f:id:Earth-Gift:20140721130621j:plain

Bee Balm(?)とペパーミントツイスト。 
f:id:Earth-Gift:20140721122919j:plain f:id:Earth-Gift:20140720132035j:plain

ペパーミントツイストはフロックスの一種です。

日本にあるハッカ飴って、水色っぽい透き通ったものが多いですよね。

子供の頃、見た目がキレイで何度口に入れては出したものか^^;

アメリカのペパーミントキャンディーは白と赤(たまに緑も)のツイスト柄なのです。

そこからこの名前が付いたのかと思います。

さて、

夏は汗をかきやすく、ダイエットやデトックスにはもってこいの季節ですよね。

ドテラ社には”ゼンドクライン”というデトックスブレンドオイルがあります。

このブレンドの中にゼラニウムもブレンドされているのですが、

このゼラニウム、デトックス効果もあるってご存知でしたか?

最近なぜかゼラニウムと接する機会が多いので、

今日はこの精油のお話をしたいと思います。

ゼラニウムはほんのりローズを思わせる、フローラルでスイートな香りがしますね。

ローズと同じ成分も含まれ、ローズゼラニウムなど他の呼び名もありますが、

学名は同じPelargonium graveolens。

ゼラニウムの品種は確認されているだけでも250種類以上あるそうで、

精油では見たことありませんが、

中にはほんのりレモンの香がするものやミントの香りがする品種もあるのだとか♪

このフローラルな香に騙されて(?)、

ゼラニウムの精油の抽出部位が花だと勘違いしやすいのですが、

実はから抽出されています。

そのため精油の色はうっすら黄色みがかっており、

香もローズと比べてもよりグラッシーな感じがします。

ゼラニウムの効能は数知れず、

美容、健康、精神面、全てのプロパティーで幅広く使用されます。

美容の面では、ゼラニウムと言えば若返りオイルとして女性に人気。

お肌のターンオーバーを手助けをしたり、皮膚の細胞の弾力性を強化します。

主にしわやたるみ、妊娠線に良く、クリームに入れて使用するのが効果的。

ゼラニウムは基本的に刺激性がない精油なのですが、

敏感肌の方や皮膚の薄い部分にはヒリッとすることもあります。

お顔などに使用する際は希釈濃度を0.5%以下で使用して下さいね。

そして!

ゼラニウムが女性に愛用される理由としてもう一つは、

女性特有の症状に大活躍すること♪

まず、ゼラニウムは女性ホルモン(エストロゲン)のバランスを取る働きがあります。

この働きによりPMSが酷い方や生理不順にも効果が期待できます。

ガンジタ菌にも効くので、

女性のデリケートゾーンの痒みに、

ゼラニウムの精油とお水を混ぜたスプレーを作り、

下着や患部にスプレーするのもお勧めです。

また、ゼラニウムには止血や炎症を抑える働きがあり、

静脈炎、大腸炎や痔に効果があり、

私の体験談としては妊娠後の痔にとっても重宝しました。

同時にリンパの流れをよくしたり、静脈を強化し、

老廃物や余分な水分の排出を助ける利尿作用があります。

妊娠中は体液の流れが良くないので、

人によっては足が象さんのように腫れてしまうことも。。

これは病気ではなく、摂取した塩分や水分によるものなので、

ゼラニウムを使ったフットバス、

または足を軽く揉む程度のアロママッサージが非常に効果的です。

妊娠後はむくみ解消、リラックス、痔の治癒に、

ぜひゼラニウムのアロマバスを試してみてくださいね。

立ち仕事による浮腫みや静脈瑠が気になる方にもお勧めです。

その場合は一緒にサイプレスやヘリクリサムもブレンドすると良いでしょう。

ゼラニウムの健康面での働きはまだまだあり、

内分泌系やリンパ系に働きかけることも特徴の一つです。

沈黙の臓器と言われる肝臓や脾臓、膵臓、腎臓、副腎などに働きかけ、

それぞれの働きをサポートし、ホルモンの分泌のバランスを取ります。

そのため肝硬変や糖尿病、黄班などにも使用される精油です。

抗菌性にも優れ、ティーツリーなどとブレンドしてにきびケアにも使用できます。

細胞の治癒効果も高く、切り傷や擦り傷などのちょっとした怪我にも良いでしょう。

日常でよく使うのはゼラニウムの抗菌スプレー

ゼラニウムは抗菌だけでなく、抗真菌(カビ)にも非常に優れており、

タオルや靴下、靴の中などの臭~いにおい取りに強い効果を発揮します。

ゼラニウムに含まれるシトロネロールなどの成分は、

蚊が嫌いな成分ですので、夏の虫除けにも使えます。

今日はゼラニウムの抗菌スプレーのレシピをご紹介して終わります。

精神的な効能についてはまた今度お話しますね。

~ゼラニウムの抗菌スプレー~
スプレーボトル…  250ml(8oz)
水…       220ml
アルコール…    10ml
ゼラニウムの精油… 18滴
サイプレス…    12滴  
レモングラス…   8滴 

高温多湿を避けて保存、1ヶ月を目安に使い切ってください。

ボトルはガラス製が一番良いのですが重いので、

ステンレス、または強化プラスチックなどでも大丈夫です。

プラスチックは比較的薬品を入れても安全な種類を使用してください。

アルコールは多少ですが防腐剤の役割をしますのと、

精油も若干アルコールと混ざるので水と精油を混ざりやすくします。

ただし時間が経てばまた元に戻るので、必ず使用前は振ってくださいね。

アルコールの種類ですが、70% Isopropyl Alcoholを使用しています。

無水エタノールでももちろん可能ですが、その際は少し多めに入れてください。

香りが気にならなければ、

このレシピにコリアンダーを5,6滴加えるとより効果的。

用途はタオルや靴下のなどの臭い取りに、

お洗濯前にスプレーしたり、

お風呂や洗い場、シャワーカーテンなどに使用後スプレーしたり、

サンダルなどの素足が当たる部分にスプレーして拭き取るのも良いでしょう。

今の時期にはルームスプレー兼蚊除けスプレーにもなります。

ぜひお試しくださいね。



~お知らせ~

☆ドテラコンベンション参加者さん募集

9月に行われるドテラインターナショナルコンベンションのチケットまだあります。

参加ご希望の方、こちらまでご連絡下さい。


☆NAHA認定アロマセラピストコース受講者さん募集

認定アロマセラピストになりませんか?

現在NYでのコース、オンラインコースの受講者さん募集中です。

詳細はこちらよりお問い合わせ下さい。