ダミアナ
またまた随分と時間が空いてしまいました!
皆さん、お元気でしたでしょうか?
NYでは春の兆しが見え、徐々に暖かくなってきました。
今日は久しぶりに雪が降っていましたので、
今年最後の雪景色を撮ってきました。
後ほどもう一つのブログでご紹介したいと思います。
さて、今日はまず最初にお知らせがあります。
以前ここでもお話したと思いますが、
最近精油の性質や薬理効果について、
ブログなどの公共の場でお話しすることが限られてきています。
徐々に厳しくなり私のブログも規制がかかってしまい、
このままですと削除の対象になってしまうとご忠告をいただきました。
ブログは続けて行く予定ですが、
精油の効果や魅力をシェアすることが目的のこのブログにとって、
それはやや致命的な出来事なのです。
そこで、新しくメールマガジンを始めることになりました♪
開始予定は今月10日くらいを予定しています。
もしご興味がありましたら、ぜひご登録いただけると嬉しいです。
こちらEarth Gift Aroma 香なハナシ♪からどうぞ。
お名前(ニックネーム可)とEmailアドレスをご登録ください。
ご登録いただいた方には、2日以内に確認メールが届きます。
アメリカの会社から発信されるのと、
私も機械オンチなのでよく仕組みが分かっておらず、
万が一、登録できないとか見られないなどのトラブルがありましたら、
私のEmail(Earth-gift@mail.com)まで直接ご連絡ください。
話の中には、滅多に手に入りにくい精油のお話や、
精油の良い効果だけでなく、副作用や気をつけるべきこと、
精油だけでなく他の基材のお話など、
アロマセラピストの立場でご紹介していく予定です。
ブログ同様、不定期配信で、
メルマガは非常に長くマニアックな内容なることが予想されますので、
それでも良い方はぜひご登録くださいね。
では、
本日のブログはダミアナのお話です。
皆さんはダミアナって何かご存知でしょうか?
名前だけ聞くとちょっとドクダミみたいなイメージですよね^^;
ですが実際はそんなことはなく、小さな黄色い花を咲かせる、
とっても可愛らしい植物なのです。
先日ダミアナのハーブエキストラクト(精油ではありません)が手に入りました。
現在ダミアナ(Turnera diffusa)の精油を探しているのですが、
これまた質の良いピュアなダミアナオイルが見つからず、
私の中で幻のオイルとなっています。
多くの精油会社でダミアナオイルを扱っていますが、
そのほとんどが合成のフェニルエチルアルコールが含まれています。
2014年の秋に精油化学者のロバートパパスさんが、
メキシコでダミアナを蒸留している写真がFaceboookでシェアされていましたが、
そのとき“私はダミアナの香りに恋をした”とコメントを残したことがあり、
今回、ダミアナエクストラクトを使ってみて、
なんとなく彼の言っていることが分かった気がします^^
ダミアナエクストラクトの香りは、とっても優しい甘い香りがするんです♪
うろ覚えなんですけど、小さい頃母方の実家に植わっていたカリンの香りを思い出しました。
すでに20年以上も前の話ですから、記憶は曖昧ですけども。。
精油はもっと良い香りなのかもしれませんね。
いつか手に入れたら感想をシェアしたいと思います。
ちなみに、エクストラクトも精油もダミアナの葉っぱから抽出されます。
さて、そんなダミアナですが、
19世紀ごろに流行った飲み物、
フレンチコカワイン(French Wine Coca)というお酒の原料でした。
コカワインはコカコーラの創始者であるジョン・ペンバートンにより作り出され、
ダミアナ、コカの葉、コーラの実が入っており、
その当時主に女性に対して欝などの精神疲労や、
性欲減退へのお薬として使用されていたのだとか。
事実、ダミアナには現在でも異性を魅了する効果もあるのだそう♪
また、胃腸系のトラブルにも効果があるそうで、
ダミアナエキストラクトはサプリメントとして、
1日数的飲むと良いのだそうです。
私は香りが好きで、ヘアケアに混ぜて使っていますが、
残念ながら今のところ、髪の毛や肌への効果は知られていないようです。
ですが、ハッピーな気分を引き起こすダミアナの香りは、
間接的に髪の毛や肌の健康を保ってくれそうですね。
ぜひ機会がありましたら手にしてみて下さい。