カルダモンとアーババイテ
お久しぶりです!!
皆さんお元気でしたでしょうか??
前回からいつの間にか1ヶ月以上経ってしまい、
自分ではまだ1週間しか経っていない気分なのですが、
とある読者様からもご心配のメッセージまでいただいてしまい申し訳ございません。。
私は至って健康でありますのと、
毎日息子とBruno Marsを聴いて踊っているほど元気なのですが、
それにしても2歳児って想像を絶するほどのエネルギーがありますね^^;
一つ困っていることといえば、
5年間使っていたラップトップのキーボードのAのキーを、
息子に剥がされてしまいタイプするのが大変になったことくらいです。
Aって意外と使うんですね、今もとても打ちにくいです。。
それと、告知していたインフルエンザの自然なケアの講義ですが、
日程が立ち次第こちらでもお知らせします。
予定が延び延びになってしまい申し訳ありません。。
お子さんのいらっしゃる方はぜひ受けてほしい講座ですので、
ぜひお立ち寄りくださいね。
皆さんのブログにもあとでゆっくりお邪魔しますね^^
さて、
今日は久しぶりというのもあるので長くなるので、
お時間のある方、ぜひお付き合いください。
先月の23日、9月に行われたドテラ社インターナショナルコンベンションの、
ポストコンベンションがNew Jersey州で開催されました。
なんとドテラ社のチーフメディカルオフィサーである、
Dr.David Hillがいらっしゃるとのことで、
他の予定をキャンセルしてまで参加して参りました。
今回もDr.Hill自身のお話や精油の基礎のお話等もありましたが、
たった3時間という限られた時間での講義でしたので、
主にドテラ社の契約農園の様子や、そこで働いてくれている人々のお話、
精油の植物がどのような環境で栽培され、
抽出されるのかなどの様子を詳しく学ぶことができました。
今回はべチバー、
そして、新商品であるカルダモンとアーババイテの精油についてでした。
べチバーについてはまた別の機会にお話しすることにして、
今日は新商品の2種類をお話します。
まずはカルダモン。
これ、私本当に楽しみにしていたんですよ~!
カルダモンは主にインドやスリランカ原産が多いですね。
ドテラ社が今回契約を結んだのはグアテマラの小さな農園。
精油を抽出するにはカルダモンの種を乾燥させたものを使うのですが、
グアテマラはそれはそれは湿度が高く、
乾燥させるのもなかなか大変な作業なんだそう^^
インド産、グアテマラ産、スリランカ産のカルダモンは、
どれもそれぞれ特徴があるのですが、
ドテラ社がグアテマラを選んだ理由としては、
カルダモンの主成分である、
酢酸テルピニルと1,8シネオールの含有割合のバランスが良いからなのだとか。
他の国も色々調べてみた結果、どちらかが極端に多い、
または少ない、ということが多い中、
グアテマラ産は酢酸テルピニル40~50%、
1,8シネオール30%前後という結果がでていました。
さて、この酢酸テルピニルですが、
カルダモンに一番多いスパイス有効成分で、
食欲増進、消化不良の解消、胃の痙攣を抑えるなどの働きがあります。
カルダモンは効能も香もジンジャーに近いのですが、
ジンジャーは主に吐き気や二日酔いに、
カルダモンは消化不良に使うとより良いのだそう。
ジンジャーと違うのは、1,8シネオールの成分も多く含まれるので、
呼吸器系の症状に良く効くこと。
ジンジャーのように体を温める加温作用もあるので、
寒気がして咳が出る、冬場に多い風邪にはもってこいですね。
先日、息子が今年の流行風邪を引いてしまい、
熱や頭痛は1日でおさまったようですが、
咳だけは1週間経っても治らず。。
そんなときに、レモン、ペパーミント、ティーツリー、カルダモンをディフューズ。
そこから4日くらいで完治しました♪
息子の幼稚園の園児たちは1ヶ月たっても治らない子もいるようです。。
子供の場合、治っても移されてまたかかることもあるので油断禁物ですね。
日々の予防はいつでもとても大事です。
次はアーババイテの精油です。
アーババイテは色んな呼び名があって、
ツジャ、ヒバ、ウエスターンレッドシダー、アーボビテなど様々ですが、
ヒノキ科クロベ属に属した北アメリカに生育する木です。
2~300年ほど生きる長寿なことから生命の木とも呼ばれるほど。
アーババイテは古くから劣化を防ぐ防腐効果が知られ、
木製のクラフト作製には大変人気な木なんだとか。
精油としてはあまり知られておらず、
私も今回初めて使う、というか名前も初めて聞いたのですが、
今回ドテラ社はカナダのとある地方で、
アーババイテに長年携わってきたネイティブカナディアンの方、
そして現時点で世界に一人と言われる、
アーババイテの精油の抽出のプロフェッショナルと独占契約をし、
ドテラ社のアーババイテを販売しました。
抽出部位は木の部分から、
香りもウッディーな香で間違いないのですが、
シダーウッドやサイプレスとはまた違った、
ちょっぴりシャープでユニークな香。
どことなく、昔使った三角鉛筆の香を思い出します。
そして気になる薬効ですが、
強い抗菌性、抗カビ性、
そしてクレンジング効果があります。
刺激性もそこまで強くありませんので、
希釈すれば問題なくお肌に使えます。
また、虫除け効果もあります。
抗菌性ではティーツリーにも勝る強さで、
黄色ブドウ球菌、ガンジタ菌で実験したところ、
断然アーババイテが強いことが判明。。
アーババイテにはトロポロン類の成分が多く含まれ、
それが抗ウイルスや抗カビ、クレンジング作用、細胞再生作用、
細胞を有害物質から守り、健康な状態に導いてくれる働きがあります。
紫外線から守る働きもあるので、シミ予防にも◎
化粧水などに入れて美容効果も期待できますし、
予防医学として毎日少しでもディフューズすると良さそうですね。
飲用使用はできないので、
ディフューズ、もしくは塗布使用をしてくださいね。
そして、
早速ですがなんとアーババイテの素晴らしい体験談があるんですよ♪
先週末、主人が帯状疱疹にかかり、
足の数箇所に濃い赤いぶつぶつができていました。。
あの痛痒いなんともいえない不快感、
体験したことがある方も多いはずです。
私の実家の地方では”つづらご”なんて言っていましたが、
これはウイルス性の皮膚病の一種。
免疫力が低下しているお年を召した方になりやすいと言われていますが、
疲れがたまった成人の私たちもかかることがあります。
私は小学生の頃に一度かかり、
服に擦れるだけで激痛があった記憶があります。
治療にはウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬、
あとは炎症を抑える薬なんかが多いかと思いますが、
患部をきれいにして安静にしていれば、
初期段階であればすぐ良くなります。
万が一、顔(目の周りや耳)にできたり、
状態が悪化した場合はすぐに病院へ駆けつけましょう。
主人の場合は早めに気付いたのと、患部が足だったので、
精油を使ってみることにしました。
ブレンドしたのはアーババイテ、メリッサ、ヘリクリサム。
カレンデュラオイル約20%希釈の塗布使用をやってみました。
アーババイテもメリッサも、
ウイルス性の皮膚病に効果があるのと、
ヘリクリサムは肌にマイルドで、強い抗炎症作用があります。
最初の3日はあまり変化なしだったのですが、
それ以降から痛みが消え、徐々に赤みが消えていきました。
1週間経った今日、まだ少し跡がありますが、
ほぼ消えていると言っても良いでしょう。
その他、ティーツリーやユーカリプタスなども、
効果があったとのケーススタディーもあります。
帯状疱疹に精油を使う場合、
1日4回、5日間は最低でも続けてください。
意外としぶといウイルスなので、
すぐに1日で治る、というのはないかと思いますので根気強くケアしてください。
機会がありましたらぜひお試しくださいませ♪
ご無沙汰していたMy Holistic Diaryも更新しました♪
よかったら見て行ってくださいね。