咳風邪に
ようやく50°Fを越える日が増え、春を迎えたNYですが、
明日からは雨降りの一週間になるそうでちょっと残念。。
こちらでは4月は意外と雨が多く、
せっかく気温が上がっても外に出られない、と憂鬱になる日もあるのですが、
4月の雨が花を咲かせる、という言い伝えもあり、
そう言われると、数日の雨くらい我慢しよう!なんて気になります^^;
日本ではあちこちで桜が咲いているようですね。
皆さんのブログものちほどゆっくりお邪魔したいと思います。
さて、
今日は風邪の症状の一つ、咳に関するお話です。
風邪の症状の中でもっとも厄介とも言える咳。
熱や寒気、体のだるさは比較的すぐ良くなるのに対し、
咳や痰はいつまでたっても続くことがありますね。
今冬NYでの流行風邪は咳が主で、
息子の学校でも咳の移し合いが繰り広げられていたようで、
息子もしっかり移されて帰ってきたことも^^;
去年の11月と2月と、2度ほどひどい咳風邪を引いた息子ですが、
2度目は私にまで移ってしまい、
意外としぶとく、苦戦したのを覚えています。。笑
体調不良の始まりは朝起きたらいつもよりだるく感じたことでした。
気管支辺りが炎症しているような不快感があり、
同日の夜に高熱と寒気を発祥。
いつもの風邪のケアとして、
オンガードとオレガノ、レモンの精油を、
3:2:4 の割合でカプセルに入れて飲み、
オンガードとオレンジをディフューズ。
熱には息子にも使った、ペパーミント25%希釈を額に塗り就寝。
次の日には熱やだるさは無くなっていたものの、
のどの不快感と咳が出るようになりました。
その日は一日お休みの日だったので、
ほぼ一日中ブリースのブレンドをディフューズ。
今回の風邪で一番使ったのはアロマバス。
アロマバスでなくても、スチームボールもオススメです。
スチームボールは、
熱いお湯に使いたい精油を数滴垂らして、その蒸気をゆっくり吸い込むこと。
目には刺激が強いので、必ず目を閉じて行います。
使った精油はローズマリーとラベンダー。
たまにユーカリプタスラジアータやマジョラムも加えましたが、
咳が出ていた5日間は毎日アロマバスを行いました。
ローズマリーはケモタイプ1,8シネオールがオススメです。
1,8シネオールの成分は前にも出てきていますが、
呼吸器系の抗炎症作用や痰を排出する去痰作用、咳を沈める作用で知られています。
ラベンダーや抗炎症、抗菌作用がありますし、
マジョラムは去痰作用が期待できますが、
どちらの精油も鎮静効果に優れているので、アロマバスに最適なんですよね♪
ユーカリプタスラジアータは呼吸器系の抗菌作用に優れています。
抗炎症作用や去痰作用もあるので、咳風邪には最適です。
そして、今回の風邪にもう一つ重宝したものが、
ドテラ社のブリースのど飴♪
どうしても外出が必要なときには必ず2~3個携帯していました。
公共の乗り物を使う際はどんな人が乗っているか分かりませんよね。
だからといって電車やバスで精油を使うのは周りの人が必ずしも良く思うとは限りません。
そんなとき、このブリースのど飴は最適です。
もちろん職場や学校でも使えますね。
味のほうは決して不味くはないのですが、ちょっと甘いかな^^;
でも、お子さんにも食べやすくしてるのかもしれませんね。
あとは、オンガードビーズ♪
これはオンガードのブレンドをちっちゃなビーズ状にしたもの。
一粒がとっても小さいので、口の中で割ってもそこまで刺激がありません。
これはのどの抗菌や抗ウイルス作用に最適なアイテムです。
周りで咳込んでる人や、風邪を引いている人がいる場合、
2,3粒口の中で割って使いましょう。
感染防止に役に立ちますよ♪
家の中でのケアとして、咳風邪にはディフューズは必須です。
咳風邪に良い精油は、
先ほども言ったドテラ社のブリースですが、
なければ自分でオリジナル咳風邪ブレンドを作りましょう。
私は初日でブリースを切らしてしまったので、
カルダモン、レモン、ペパーミント、ユーカリプタスラジアータ
をブレンドしたものを使いました。
ペパーミントはただの咳のみの場合はなくても良いのですが、
鼻づまりや痰が出る咳風邪にはぜひブレンドすると良いですよ。
ユーカリの種類はユーカリプタスグロブロスでも良いですが、
お子さんがいる場合はラジアータのほうがマイルドなので、こちらがオススメ。
その他、先ほども出てきたケモタイプ1,8シネオールのローズマリーをブレンドしたり、
免疫力アップも兼ねたいときはタイム(ケモタイプ・チモール)をブレンドしたりするのも良いでしょう。
アメリカではあまり使われませんが、
風邪を引くと日本では風邪用のマスクがありますよね。
もしディフューズができない環境の場合、マスクにこのブレンドを1,2滴垂らして使っても効果があります。
ただし、タイムやオレガノなどの刺激性の強い精油をブレンドしている場合は十分注意してくださいね。
ディフューズは夜寝ている間はもちろん、お家にいる間など、
必ず3日間は行うようにしてください。
私の場合ですが、最初の2日はほとんど効果があったのか分かりませんでしたが、
3日目くらいから目に見えて良くなりました。
6日目にして全く無くなりましたので、ある程度続けることが大事です。
では次回は胃腸風邪についてお話します。