アロマキャンドルの作り方
今年も残すところあと一日になりました。
日本の皆さんは年末の大掃除で大忙しではないでしょうか^^
こちらは先週からずっと雨模様でしたが、
クリスマスイブは70°Fを超えて、
町では半そでの人もいたくらいです。
寒くなったり暑くなったり、天気も忙しいですね。
皆さんも体調にはくれぐれもお気をつけくださいね。
さて、
今日はアロマキャンドルのお話です。
アメリカではこの時期、
家族や親戚、お世話になった方々へ、
ホリデーギフトを贈る文化があります。
息子の学校でも先生方や事務員の方など、
大勢いるので、一人ひとりにギフトを買うのは大変です。
そんな時、素敵な香りのする手作りアロマクラフトは、
いろんな方に喜ばれるお手軽ギフト♪
特にアロマキャンドルは誰にでも使ってもらえる、
クリスマスの時期にはぴったりのギフトなのです。
私はホリデーシーズンなど年に数回キャンドルを作りますが、
材料さえきちんと揃えて、ちょっとしたコツを覚えれば、
誰でも簡単に作れてしまいます。
そこで、
今日はナチュラルアロマキャンドルの作り方とコツをご紹介します♪
材料は、
☆蜜蝋やソイワックス(大豆由来の蝋)
☆ベース付き芯
☆ガラス製の容器
☆お料理で使わないお鍋や耐熱性カップ
☆キャリアオイル
☆お好きな精油
日本でもアマゾンや楽天、
もしかしたら100円ショップでも全て購入できるかもしれません。
芯はタコ糸で自分で作ってもいいですが大変なので、
面倒くさがり屋の私はいつもベース付きの、
既に蝋でコーティングしてある芯を買います。
こんなの。
太さは、あまり細い芯だとキャンドルの周りだけ蝋が残ってしまいますし、
太いものだとキャンドルを灯したときに煙が多く出ます。
多少の煙は仕方ないですが、大きさに合ったサイズを選びましょう。
そして、精油を使うアロマキャンドルは、
必ずガラス製の容器を使います。
蝋を溶かすのに一番良いのは専用のポットですが、
なければお料理で使わないお鍋や、
パイレックスなどの大きな軽量カップなどを使って湯煎しても構いません。
キャリアオイルは、
重すぎず香りのない、無色のものがベスト。
蜜蝋の場合はホホバオイルやスイートアーモンドなど、
黄色のキャリアオイルでも良いのですが、
ソイワックスの場合は、分別蒸留ココナッツオイルや、
サンフラワーシードオイルがお勧めです。
蝋とキャリアオイルの割合は3:1。
蝋75%、キャリアオイル25%くらいが良いかと思われます。
さて、材料が揃ったら、早速作りましょう。
①蝋を湯銭で溶かし始めます。
キャリアオイルと蝋を入れて湯銭します。
そして溶けている間に必要なものを並べます。
蝋を流しやすいように容器を並べたり、
キッチンペーパーを使いやすく切ったり、
使う精油の準備などをしましょう。
今回はドテラ社のホリデージョイをはじめ、
スペアミントレモン、ラベンダーセレニティーなどを使いました♪
私はしょっちゅう蝋をテーブルにこぼすので、
固まる前にサッと拭けるようにキッチンペーパーは必需品。
もしも蝋が固まってしまった場合は、
熱湯をこぼすかライターなどで温めて溶かして拭きます。(火傷注意です!)
②溶けた蝋を容器1/4程度流し入れる
作る個数が少ない場合はもっと少量のほうが早いです。
ここのステップで精油を入れるのですが、
蝋の荒熱が冷めて少しだけ色が濁ってきたら精油を入れます。
熱いままで精油を入れると揮発して香りがすぐ無くなってしまいます。
出来る限り冷めた状態で、でも固まる前に入れてください。
精油の量は、香りがきつすぎ!ってくらい入れて大丈夫です。
③芯を入れて固定する
精油を入れたらすぐに芯を入れます。
特に冬場は固まるのが早いので気をつけましょう。
芯のベースがきちんと容器の底の中心にくるように置きます。
このステップでは、ベースを真ん中に固定することが目的です。
芯が真っ直ぐに立ってなくても大丈夫ですが、
ベースが真ん中にあって、浮き上がらないように、
蝋が固まるまで目を離さないほうが良いでしょう。
④蝋を八分目まで入れる
最終的に入れたい蝋の量が容器の9分目だとすると、
このステップでは8分目(もしくは9分目の少し下)まで入れます。
これで熱が冷めるまで待つのですが、
ここでは芯を真っ直ぐに立てる必要があります。
重めの箸などで芯を押さえてあげましょう。
その間、また精油を入れます。
できるだけ芯から離れたところに入れてください。
ここでもたくさん、香りがきついほど入れてください。
そしてしっかり固まるまで待ちます。
⑤余分な芯を切る
ここのステップでは、必ず蝋がしっかり固まってから切ります。
芯は硬いので頑丈なはさみを使うと便利です。
芯の長さは、最終的に入れたい蝋の量よりも少し長めのところで切ります。
⑥芯にかけながら蝋を9分目まで流しいれる
なんだかプリンみたいですね^^
芯を切った部分やその周りは蝋が取れがちです。
キャンドルを使うときにしっかり火がつくように、
必ず切った部分に蝋を流します。
ここでは精油は入れません!
入れてしまうと固まったときに表面がぼこぼこしてしまいます。
あとはしっかり固まるまで待ちます。
その間に片付けをしてしまいましょう。
もし蝋が残ってしまったら、いらないビニール袋などに大まかに捨て、
容器に残っている蝋は固まらないうちにキッチンペーパーで拭き取ります。
固まってしまっても、また湯煎して溶かして拭けば大丈夫です。
⑦淵に香りをつける
このステップはオプショナルです。
表面に蝋を流したことで、
このままでは火をつけるまであまり香りがありません。
特にギフトにしたい場合はこのステップをぜひ取り入れてみてください。
細くしたキッチンペーパーや綿棒に精油を垂らし、
容器の淵や内側のガラスの部分を軽く拭きます。
そうすると火をつけなくても香りがする素敵なキャンドルになります。
香りが届けられなくて残念です!
今回はポプリも一緒に♪
使ったことはないですが、キャンドル専用の香料などもあり、
おそらく香りが長持ちするように作られているのかと思います。
香りを重視する場合はそういったものを使用しても良いかと思います。
今回ご紹介したのは、
そういった人工香料ほど持続する香りはないですが、
全てナチュラルな素材で作ったキャンドルですので、
小さなお子様がいても安全です。
ぜひ試してみて下さいね。
でははてなブログの皆様、Facebookやたまたま検索して見て下さった方々、
今年も大変お世話になりました。
たくさんの出会いがあり嬉しかったです。
来年もぼちぼちの更新になりますが、
どうぞよろしくお願いいたします☆
(My Holistic Diaryもよろしければぜひお立ち寄りください♪)