アロマセラピーと医療について
週末は7月のアロマセミナーにいらしてくださいました、
薬剤のプロ、Nさんとランチへ行って来ました♪
Nさんは日本では医薬品開発に携わっており、
私の普段の生活では知りえない貴重なお話や、
その他私生活のお話など、とても楽しい時間を過ごさせていただきました^^
そして先日、
id:okko326さんがとても興味深い記事を書いていらっしゃったので、
(okkoさん、ご無事で安心しました★お大事になさってください。)
今日は香と医療について私の思うことを書こうと思います☆
私がメディカルアロマに出会ったのは2010年の暮れでした。
当時ひどいアレルギーを患っており、
すでに精油というものは数多く試してはいましたが、
香が良かったり鼻づまりが少し楽になる程度で、
実際にアレルギーが良くなっているという感覚はありませんでした。
そんなとき友人が私にドテラ社のペパーミントを差し出しました。
初めて試したときの感動は今でも鮮明に覚えています。
あれだけひどかった鼻づまりが30秒で無くなったんですよ!
それは本当に驚きました。
そこから吸込まれるようにメディカルアロマを勉強したわけです。
ちょっと大げさなんですが、運命を感じたと言いましょうか^^
そこですぐに精神科医の友人にこのことをメールし、
そしてなぜ病院では精油やアロマセラピーを使わないのかということも聞きました。
するとこんな返事が返ってきました。
”君の体験談は素晴らしいものだと思うよ。
でも、それは病院で使用するのはとても難しいんだ。
まず病院は全ての患者に対応するために無の状態でいなければならない、
無菌はもちろん、無臭であることも大事。
香により気分が悪くなることも考えられるし、
患者によっては精油の成分に重度のアレルギーがあったり、
免疫力の弱った人にはそれは致命的なものになりかねない。
あと、肌や呼吸器系の反応を考えると、特に精油(オイル)というのは疑わしいもの。
アロマセラピーがいくつかのリラクゼーションに効果的であることは確かだけど、
それは万人に対してではなく、一人ひとり見極めて使わないといけないんだよ。
そしてビジネスの話になるけど、アロマセラピーを導入することによって、
よっぽどの利益が見込るのでない限り導入は難しいよね。
あとは単純に患者や医師たちの香の好き嫌いがあることかな?
ちなみに僕は個人的に消毒や洗剤のような香が嫌いなんだ:)
って、病院ってそこらじゅうに消毒液だらけじゃん!大丈夫??
という思いは押さえ、
的を得た答えに感心すると同時に、とてもがっかりしたのを覚えています。
友人が言っていたこと以外でも、精油は医薬品として認められていないため、
例えば精油と薬を同時に使用したとして、
少しでも体に不具合が出れば精油の使用を止められます。
それが例え薬の副作用でも、です。
それから、嗅覚というのは他のどの感覚よりも記憶との関係が深く、
人によって特定の香りが過去にあった苦痛を思い起こさせてしまうことがあります。
ある実験結果があって、鎮静効果で知られるラベンダーですが、
オレンジのほうがよりリラックス効果をもたらしたということがありました。
それは昔両親の愛情を受けずに育った方が、
お母様がよく身に着けていたラベンダーの香を嗅いで、
昔の辛い記憶を蘇らせてしまったというものでした。
これらの理由により病院でのアロマセラピーの導入が難しいとなっています。。
しかし!
それは難しいけれど全くないという意味ではないのです♪
病院がアロマセラピーを導入しない大きな理由がもう一つあります。
それはお医者さんが自然療法を学んでいない、試してないということにあります。
お医者さんになるのに自然療法の学習は必須ではありませんよね。
ですのでお医者さんの中には自然療法そのものを信用しない人もいるでしょう。
私の友人もその一人なんですけれども^^;
でも中にはどちらも勉強している人もいます。
ちなみに、ドテラ社のエグゼクティブのデイビッドヒル医師も、
もともと内科医をしていましたが、精油に魅了され、
精油が健康面、医療で活躍することを広めている一人です。
彼のように医師免許を持ちながら、自然療法も勉強(経験)する人が増えれば、
アロマセラピーがもっと医療現場で活躍できるのではないかなと思います。
私が思うのは、香によって気分が悪くなるという心配は、
品質の良い精油を使ったり、希釈濃度を変えれば問題ないですし、
患者さんときちんとカウセリングした上で使用するならば、
それ以外の副作用も防げるのではと思うのです。
むしろ精油による副作用より、薬の致命的な副作用のほうが心配です。
そこで、実際に精油が病院やクリニックで認められ、
医療現場で活躍している動画があるので貼っておきます。
これはテネシー州にあるバンダービルト病院での体験談です。
ER(救急救命室)で精油をディフューズすると、
ディフューズ前のストレスレベルと比べて10分の1以下になっています。
柑橘系(オレンジ、ライム、レモン、シトラスブリス)が活躍していますね。
アメリカのERで精油が使用されているのはここだけだそうですが、
これが広がるきっかけになるかもしれません。
それともう一つ、これは日本です。
ヒーリングサロンや脳神経クリニック、助産院で使用されています。
動画にもありますがお医者さんがアロマセラピストを雇って、
クリニック内で精油を使用するということもできますね。
他にも、アメリカアリゾナ州の助産師、ステファニーフリッズさん。
彼女は独自の体験談を本にして出版しており、
出産、産後の精神的、肉体的症状に精油を使用したり、
マタニティーケアにも精油の使用を勧めているそうです。
私が知っている以外にもきっとまだまだあるでしょう。
医療全体から見ればアロマセラピーが使用されているところはとても少ないですし、
どうしても現代医学でなければ解決できないこともあります。
でも、予防医学やちょっとした症状のケア、
化学療法や薬物療法でダメージを受けた部分の治癒に関しては、
自然療法が必要なのではないかな~なんて思います、
これは私の個人的な考えですけれどもね^^;
私は医療関係者ではないですが、
少しでも多くの方にアロマセラピーなどの自然療法の良さや、
効果を体験していただく場を提供できればと思っています♪
~お知らせ~
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